最近は温暖化のせいで夏にエアコンは必須の家庭がほとんどだと思います。
エアコンがちゃんと機能しないと生きていけないという人もいます。
使用したいときにエアコンが使えないことがあるかもしれません。
なので、簡単に修理するべきか買い替えるべきか説明していきます。
エアコンの修理買い替え時期とは
いざ使用しようと思ったらエアコンが壊れてしまっていませんか?気づいた時には寿命が来ており使用したいときに使えないと不便です。
急に買い替えるとなるとなかなかお金がかかります。
なので、簡単に買い替え時期について説明していきます。
◇保有期間や保証期間について
【保有期間】各メーカーによって、保有期間が定められています。
保有期間というのは、各製品によって決められた使用限度のことを指しています。
保有期間内であれば修理をすることができますが、期間を超えてしまうと修理対応をしてくれないということが多く、買い替えが必要となります。
ちなみに、保有期間はほとんどの場合10年前後が多いようです。
【保証期間】エアコンには他の家電にもついているように、保証がついていることが多いです。
エアコンを購入してからどのくらいの年数が経ってしまっているのか、保証期間内なのかをしっかり調べましょう。
保証期間内であれば無料またはお得に修理をすることが可能ですが、保証期間外になってしまうと、新しいものに買い替えた方が費用を安く抑えれる場合もあります。
エアコン本体の保証期間は約1年とかなり短いですが、内蔵されている重要な部品などは数年間保証されている場合もあるので、故障してしまっているのがどの部品なのかをちゃんと知ることも大切です。
◇修理内容にも注目し改善可能なケース
二つ目のポイントは修理の内容です。
修理が必要になる部品や故障の程度によっては、修理費用がかなり高くなる場合があります。
たとえば、空気中の熱を調節するために欠かせないコンプレッサーの修理はかなり高くつくため、買い替えをした方がお得になるという場合があります。
ガス漏れの場合なども修理するよりも買い替えした方が低料金で済みやすいです。
このように、修理の内容によっては費用金額にかなり差が出てきますので、修理をするのか買い替えをするのか検討する際には、原因箇所の特定とちゃんとした修理費用の見積りがかなり重要です。
修理をするだけで簡単に故障が直るという場合もあります。
・エアコンから異臭がする・エアコンから水漏れしている。
このような症状がある場合には、配管や室内機に異常があります。
フィルターの交換やゴミやホコリなどの掃除、ちょっとした修理で簡単に直すことができる可能性が高いです。
修理した方がお得に済ませることができます。
逆に、熱交換器の故障やガス漏れなど、症状によっては修理費用がかなり高くなることがありますので、ご自身の場合ではどちらがお得なのか、ちゃんと比較して検討してみましょう。
エアコンを買い替えるメリットとは
エアコンを買い替えようかなと思ってもまだ使えるから完全に動かなくなるまで使おうと思っている方も多いと思います。
なので、エアコンを買い替えることでどのようなメリットがあるのか説明していきます。
◇体に優しいというメリット
身体への悪影響を軽くさせることができます。
エアコンの中に結露ができてしまいカビが発生すると、どれだけ掃除をしても完全に撃退するのは困難になります。
放置しているとカビアレルギーや喘息の人にはきつい環境になってしまいますが、エアコンを買い替えてしまえば部屋からカビを除去することができます。
また、アレルギーがでにくいように機能を向上させた新しいものも登場しているので、体に優しいエアコンに取り替えるというのもおすすめです。
◇修理するより安くなる場合
先ほども話しましたが、故障している場所によっては修理費用が高額になってしまいます。
熱交換器やコンプレッサー、ガス漏れの修理には、約十数万円かかるといわれています。
修理か買い替えか迷うときは、エアコン業者に修理の見積りを依頼して出してもらい、新しいエアコンの金額と設置費用を足した金額と比較してみると良いと思います。
◇電気代を安くすることもできる
エアコンは最新であるほど省エネ効果が向上しています。
新しいエアコンに買い替えたら電気代がかなり安くなったということも多々あります。
実際に消費電力を比較してみると、15年前のエアコンは約1000Wなのに対し、10年前のエアコンは750W、最新のモデルになると600Wと、かなり必要な電力が減っています。
年間で考えると電気代が数万円安くなるということもあるようです。
古いエアコンを使用している場合には、とくに買い替えることでお得感を得ることができると思います。
エアコンを買い替えるポイント
エアコンはいつ買い替えたらいいのかわからないという人もいると思います。
わからないから先延ばしにしてしまう人もいるのではないでしょうか?そのような人のためにエアコンを買い替えるポイントについて説明していきます。
◇エアコンが寿命をむかえている
エアコンの標準的な使用期間は約10年と表記されていることが多いです。
標準使用期間を過ぎても寿命が全然来ずいつも通り機能するという場合もありますが、いつ故障してしまうかわからない、ということを考えておかなければなりません。
真夏に故障してしまいエアコンが数日間使えなくなるという状況はできれば避けたいです。
エアコンはメーカーが表記している10年を目安に買い替えるのが一番よいでしょう。
また、実際には購入して10年もたっていないのに不具合が発生し故障してしまうことも少なからずあるので注意が必要です。
◇エアコンが正常に機能していない
「エアコンの調子がいつもと違うかも?」と感じる場合は、買い替え時がきたのかもしれません。
買い替えの時期でもある異変の例とそれぞれについての対処方法を確認してみます。
まず初めにエアコンが動いているときに異音がする場合、エアコンの内部が故障している可能性があり、故障の場所によっては買い替える方がお得になる場合があります。
二つ目がエアコンの効きが悪い、暖房も冷房も効きが悪いという場合、ガスが漏れてしまっている可能性があります。
ガス漏れしている場合の修理費用は高額になりがちなので、買い替えを検討するとよいでしょう。
三つ目がエアコンの電源が入らないという場合。
リモコンが故障していることも考えられますので、リモコンと本体のどちらが故障してしまっているのか確認することが大切です。
本体が故障してしまっているようであれば、エアコンをまるごと買い替えするのを視野に入れておきます。
◇室外機が止まってしまう
エアコンが暖房・冷房として機能していなかったり、室外機が止まったりするようであれば、内部パーツが故障していることが考えられます。
複数のパーツを交換する必要が出る場合もあり、その場合だと修理費用がかなり高額になってしまいます。
また、冷風を作るための冷凍サイクル処理に問題が生じているときにも、修理費用が高くなります。
こういった場合だと買い替えすることがお得になります。
◇エアコンを使用するとブレーカーが落ちる
エアコンを使用してブレーカーが落ちてしまうときは、エアコンに必要になるアンペア数があり自宅で使用できる、契約アンペア数を超えているという可能性も考えられます。
エアコンひとつでブレーカーが落ちてしまうというのはかなり危険な状態ですので、すぐに業者に見てもらうことをお勧めします。
エアコンを買い替えるお得な季節
エアコンを買い替えるポイントなど説明してきましたが、いざエアコンを買い替えようとしたとき高額な買い物になるためできれば、安く買い替えたいと思うはずです。
なので、エアコンを買い替えるお得な季節を説明していきます。
◇安く買い替えるなら夏の後半がお得
エアコンは夏が始まる前の6月頃から需要が高まっていき、8月に入るとだんだん需要は低くなってきます。
そのため、エアコンは夏が始まる前には高めに販売されており、8月には料金設定が少し安くなります。
つまり、8月上旬あたりが一番狙い目だと言えます。
ただ、夏に購入をする場合、業者が混んでいるため設置にかかる時間も考える必要があります。
すぐに使いたくても、エアコンを注文して自宅に届き、業者に取り付け工事をしてもらうにはどうしても時間がかかります。
すぐに使用する目的で購入したい場合、別の時期を選ぶ方がいいと思います。
◇型落ちエアコンに買い替えるなら
秋冬の季節になってくると、各メーカーが次の新商品発売に向けて、古い型の在庫を減らすために値段をかなり安くする時期です。
高機能で高かったエアコンが安く販売されることも多々ありますので、この時期の購入もかなりおすすめです。
古い型だと機能性がよくないのでは?と考える方もいると思いますが、1年シーズンが違うというだけで機能性が大きく変わることは少ないようです。
エアコンの修理の時期がきていませんか?まとめ
これまで、エアコンの買い替え時期や買い替えるメリット、お得に安く購入できる時期について説明してきました。
エアコンはなかなかの値段がかかるため簡単に買い替える決心がつかないと思いますが、これを機に古くて冷暖房のききが悪いエアコンを買い替えることを検討するのもいいかもしれません。
エアコンを買い替えるときに役立ててもらえたら幸いです。