最近のエアコンはリモートですべての操作をすることが多く、本体での操作は基本しないというかできない状況となっています。
では、そんなリモコンにトラブルが発生した場合、エアコン自体が使えないという事になってしまいます。
リモコンのトラブルの中には使い方が間違っていてうまく動作しないという事も多々あります。
そこで、リモコンがうまく動作しない時の原因や対処方法を見てみましょう。

エアコンのリモコンが作動しないときに確認すべきこと

エアコンのリモコンが作動しないときに確認すべきこと

エア次今野リモコンが作動しようとしても、作動しない時に慌てて新しいリモコンを購入するのはやめてください。
まずはなぜ動作しないのかを確認しましょう。

◇電池が切れていないか

最近のエアコンはリモコンがなければ動かせないようになっています。
長い間エアコンのリモコンの電池を変えていない場合、単なる電池切れでリモコンが作動しないということはよくあります。
リモコンの電池の寿命は約1年というのが一般的で、毎年エアコンを使用する時期になったらまず電池の交換を第一にしましょう。

◇エアコンとリモコンの間に障害物がある

リモコンはエアコンに対して信号を飛ばすことで運転や冷房・暖房などの設定ができます。
例えば、エアコンとリモコンの間にカーテンや壁などがあるとリモコンの電波がエアコン本体まで届かないために注意が必要です。

◇リモコンの受信部に強い光が当たっていないか

あまり知られていないと思いますが、リモコンの一番上にある赤外線の部分に強い光が当たっている場合、エアコンが正しく動作しなくなります。
日光をカーテンで調節したり、照明からリモコンを離したりして使わないとうまく動作しません。

リモコンの故障内容

リモコンの故障内容

エアコンのリモコンが故障した場合に考えられる故障内容には次のよう物があります。

◇リモコンがうまく動作しない

リモコンの送受信部を携帯電話のカメラで確認
携帯電話のカメラ越しにリモコンの送受信部を見ると、送受信部で光がチカチカとしていたりしたことがありませんか?もし光がチカチカしていれば、リモコンは正常に動作しています。
もし光がチカチカとしているのにエアコンが動作しない場合は、エアコン本体側の送受信部分に問題があります。
その逆でリモコン側にチカチカとした光が出ない場合は、リモコン側の故障が考えられます。

リモコンをAMラジオに向けて運転ボタンを押す
これもちょっと変わった確認方法として、リモコンをAMラジオに向けて運転ボタンを押します。
すると、正常にリモコンが作動している場合はブブッという音が出ます。
ブブッという音が出ない場合はリモコンの送受信部に故障がある可能性が高いです。

◇液晶画面が映らない

多くのエアコンのリモコンには液晶が付いていて、そこに温度表示や暖房・冷房の表示が出るようになっています。
しかし、リモコンが故障していると液晶にこの表示が映らなくなります。
このような場合は電池を交換、リセットボタンを押すなどを試してみましょう。
リセットボタンの位置はメーカーによって違いますが、つまようじなどを使って押せるようになっています。

修理と交換ではどっち

修理と交換ではどっち

エアコンのリモコンが故障した場合、果たして修理と交換のどちらがよいのでしょうか?そういった疑問もあるでしょうが、故障したリモコンは修理するよりも交換してしまったほうがよいでしょう。
なぜならば、故障したリモコンを修理するよりも交換してしまったほうが金銭的な負担が少ないからです。
インターネットでエアコンの型番を調べれば対応したリモコンが見つけられるので、簡単に手に入れるこができます。

◇リモコンの修理は実は難しい

エアコンのリモコンの修理は、意外にも自分で簡単にできるように思っている人もいると思います。
リモコン本体の裏などにネジが付いているので、それを外せば修理できるのでは?と思い、つい外した人もいるのではないでしょうか?しかし、ネジを外してみようとしたけどドライバーが動かずにどうしようと思ってしまうことがあります。
その時に、力ずくで外そうとしたが無理だった。
という意見が多々あります。
無理に自分で修理しようとして、さらに破損させて状況を悪化させてしまってはまったく意味がありません。

さすがに、エアコンのリモコンの修理は自分ではできないと思ってください。
リモコンを分解するには特殊な工具が必要だったりするので、いくら電気関連に強い方でも素人ではなかなかできないでしょう。
無理をしないで、メーカーに修理に出すなど対策をしてください。
メーカーに修理してもらう場合、使用しているエアコンが古いものであれば、リモコンが廃版になっている可能性もあります。
そうなると、修理費用は高くなるため、新しくリモコンを購入する方が安くつく可能性が高いです。
保障期間があるものもあるので、一度確認してみましょう。

◇純正リモコンがない:汎用リモコンを使う

リモコンが壊れたりした時、リモコンを純正リモコンに交換や修理する以外に、汎用リモコンの購入という方法もあります。
純正品のリモコンではなく、汎用リモコンという選択肢にする理由の1つに、同じリモコンでも値段が大分違います。
純正品リモコンは、確かにメーカーが生産したものなので、安心感や安定感があります。
しかし、この純正品の欠点として、故障した際などに買い替える場合、価格が高かったり、エアコンが古い型式だとすでに生産を終了している可能性があります。
その点この汎用リモコンは、特性もあり、純正品のリモコンより、かなり便利だと思われます。
汎用リモコンには、複数のエアコンメーカーに対応したリモコンのマルチリモコンと呼ばれるものや、エアコンメーカーの様々な型式のリモコンの替わりで代替リモコンと呼ばれるものがあります。

複数メーカーに対応した汎用リモコンの場合、幅広いメーカーやエアコンに対応しているということです。
しかし、それ故に使用する前の設定に手間がかかります。
このマルチリモコンは、大体の製品が自動設定と手動設定の両方になっています。
自動設定の場合は、リモコンをエアコンに向けて特定のボタンを長押しするというやり方が多いのですが、手動設定の場合、メーカーごとに割り振られている設定コードがあり、それを入力しなければいけません。
特定メーカーの型式や年代別の製品に対応しているリモコンの場合、前述のような使用前の設定をする必要ありません。
しかし、こちらのリモコンの場合も、事前に対応している型式や年代を調べて対応可能かどうかを確認しておく必要があります。

◇純正リモコンがない:アプリを使う

様々な家電がスマホのアプリで操作できるようになった今ですが、エアコンも例外ではありません。
各メーカーがこぞって、最新式のエアコンにはスマホアプリと連携させる機能を搭載させています。
スマホアプリでエアコンと連携していけば、家を出たあとにうっかりエアコンを消し忘れたことに気付いた時でも、家に戻らずに遠隔操作で電源を切ったり、リモコンが効かなくなった、リモコンを失くしたというトラブルの際にも焦らないで済みます。
また、リモコンが壊れたとしても、買い替える必要がないので、まさにリモコンが必須ではなくなります。

◇純正リモコンがない:修理する

どうしてもこのリモコンでエアコンを使いたい!という場合は、修理しかありません。
中には、電池を入れる部分のバネが錆びていたりするなど、DIYの修理では修理できないケースもあります。
そのような場合は業者に依頼しましょう。

リモコン修理の事例

リモコン修理の事例

リモコンの故障時には、様々な事例を元に修理すべきか交換すべきかを決めればよいだけなのではないでしょうか。
ここでリモコンが故障したときの対処方法の事例を見てみましょう。

◇事例1エアコンのリモコンが効かなくなってしまった

業務用エアコンのリモコンの点検をしてほしいという依頼をもらいました。
最近、リモコンの効きが悪く、反応するときしないときがあるそうです。
現場に向かって簡単なメンテナンス作業を行ったところ、正常に反応するようになりました。

◇事例2エアコン本体のセンサー受信部の故障

エアコン本体がリモコンに反応しなくなってしまったという問い合わせがありました。
H様宅ではシャープ社のエアコンを使用していて、一通りご自身で調べたところ、受信部が故障している可能性が高いとのことでした。

リモコンに異常!それは本当に修理が必要なの?まとめ

まとめ

エアコンが動かない、そんなときにリモコンのトラブルによって作動しないことが多々あります。
ただしそんなリモコンの異常かも?と思っていても実は違ったりすることがあるという事がわかったのではないでしょうか。
そこで、リモコンが作動しない原因と対処法について紹介してきました。
リモコンの異常時にどうすればいいのがわかったのではないでしょうか。

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