エアコンが効かなくなったときに、最初に疑うのがリモコンや室内機の故障ではないでしょうか。
確かにリモコンや室内機の故障はよくありますが、室外機のトラブルもエアコンが効かない原因になります。
室外機のトラブルが発生した場合、全てが故障とは限りません。
エアコン修理を業者へ依頼する前に自分でトラブルの原因を確かめてみてください。
中にはエアコン修理が必要ではないケースもあります。
それでは、エアコンの室外機のトラブルについて詳しくその原因と対処法を紹介します。

エアコン室外機の異常

エアコン室外機の異常

エアコンを長い間使っていると、急に風が出なくなったり、夏に生暖かい風が出たりしたことはありませんか。
それは、室外機に何かしらトラブルが発生した時です。
室外機のトラブルを詳しく紹介します。

◇室外機が回らない1

エアコンの室外機が回らない原因はいくつかありますが、まず1つ目のパターンはコンプレッサーが回っていない場合です。
コンプレッサーは室内の熱をもった気体を圧縮し、外部に放出する役割をします。
室外機には2つのモーターがついていて、どちらか片方が停止すると回らなくなってしまいます。
その2つのモーターの片方が、コンプレッサーを動かしているコンプレッサーモーターになります。

コンプレッサーモーターが止まる原因は、コンプレッサーに汚れやゴミがつまっている可能性があります。
室外機は外気や室内の空気をやり取りするため、ごみが入りやすい構造になっています。
そのためコンプレッサーモーターに詰まりが発生して、停止する可能性があります。
ほかには配線の不具合も考えられます。
モーターは三相電源で動作していますが、そのうち1線が欠相になってしまうと過負荷状態になってしまいモーターが焼けついてしまいます。
また、汚れなどで欠相してしまうこともあります。
ちなみにこのコンプレッサーモーターが止まると、室内の熱を外部に放出できなくなります。
するとエアコンから涼しい風が送られてこなくなってしまうため、異常を見つけた場合は早めに修理しょう。

◇室外機が回らない2

エアコンの室外機が回らない2つ目のパターンは、ファンモーターが完全に停止している場合です。
ファンモーターは室外機のファンを回しているモーターで、室外機を回すために必要なモーターのうちの1つとなります。
ファンモーターは高温になった冷媒を冷やし、その熱を外部に逃がす役割を果たします。
多くの室外機はファンモーターが停止すると同時にコンプレッサーモーターも停止するので、エアコンが使えなくなってしまいます。
室外機の前にものが置かれていると、ファンモーターは停止してしまうことがあります。
なぜなら、室外機の前に物を置くと空気の流れが悪くなり、ファンが回りにくくなってしまうからです。
そのため室外機の前には絶対にものを置かないようにしましょう。

ほかにもコンプレッサーと同様にごみが詰まって停止することがあります。
この場合はモーターが止まっているのではなく回ろうとしているのにそれを妨げられる形になるため、モーターが熱をもって故障してしまいます。
ファンモーターは設置されている高さが低いため、雨水の被害を受けやすい環境にあり、サビなどの劣化が起きやすい部品です。
故障する前に定期的に点検をして、さびや劣化を早期に発見してきれいにするjことでその寿命を延ばすことができます。

◇室外機が回らない3

エアコンの室外機が回らない3つ目は、エアコン基盤の不良です。
エアコン基盤とは電源基盤と制御基板の総称のことで、それぞれには役割があります。
ファンモーター、コンプレッサーモーター、室内機のファンなどさまざまな機器に電源を供給するのが電源基盤です。
制御基板とは電源が供給された各機器に命令をだし、動作させる役割があります。
そう考えると、電源基盤が壊れれば電源がないので各モーターは動かなくなり、制御基板が壊れれば動かせないので停止してしまいます。

具体的にコンプレッサーの制御基板が壊れると、エアコンがコンプレッサーの動作を確認できずにエラーが発生し室外機を停止させてしまいます。
ファンモーターの制御基板が壊れると、コンプレッサーによって高温にされた配管の熱を、外気に放出できずにエアコンが異常を検知します。
その後室外機を停止させてしまいます。
このようにエアコン基盤は室外機が回るために重要なパーツです。
もし壊れたことがわかったら、エアコン取りつけ業者やメーカーに修理を依頼しましょう。

故障以外の原因とカンタンな改善方法

故障以外の原因とカンタンな改善方法

エアコンの室外機が動かなくなったとき、誰でも故障したのではと思うでしょう。
しかし、故障が原因ではないときもあります。
それでは故障以外にどんな原因があるのでしょうか?改善方法とともに、見ていきましょう。

◇設定温度が原因

室内の温度がエアコンの設定温度の範囲内で適温に保たれている場合、室内機は動きを止めることなく稼働をし続けます。
しかし、このようにエアコンの設定温度と室内の温度が近いと、室外機は動かなくなってしまう可能性があります。
これは、エアコン内の制御機能が働いたことが原因で、室外機の動きが止まっても心配する必要はありません。
室外機の動きを止めたくない場合は、エアコンを自動運転モードにしたり、設定温度を室内と近い温度にしたりするのはやめた方がいいでしょう。

◇運転モードが原因

エアコン本体とリモコンの運転モードが異なる場合も、室外機の動きが止まってしまう可能性があります。
たとえば、冬場に暖房をかけていたはずが、間違ってリモコンの冷房ボタンを押してしまったとします。
それに気がつかず、エアコンに向かって設定温度を上げていきリモコンで温度設定をおこなったとしても、運転モードが間違っているため室外機は動きません。
この状態を直すには、1度エアコンの電源を切ってから運転モードを切り替えるか、再びエアコンにリモコンを向けて、運転モードの切り替えを行います。

◇内部のシステムエラーが原因

夏のような暑い時期によく起こるのが、エアコン内部のシステムエラーです。
エアコンの室外機は、かなりの熱をもつとシステムを守るために自動的に動きを停止することがあります。
エアコンの室外機が熱をもってしまうことの原因として、室外機周辺の風通しが悪いことが原因です。
解決するには、室外機の上や周りにものを置かないようにしてください。

◇室外機周りの空気の流れが原因

エアコンの室外機の周りにものを置いていると、夏場に室外機周辺に熱をこもらせてしまうだけではなく、室外機自身の空気の循環を妨げてしまうことになります。
空気の循環が悪くなると、室外機がうまく機能しないで、動かなくなってしまいます。
空気の流れをよくするためにも、室外機の周りには物を置かないで十分なスペースを確保するようにしてください。

◇室外機の凍りつきが原因

冬の寒い時期は、外の気温も一気に下がります。
そんな時期にはエアコンが欠かせませんが、外気温が低くなると室外機が凍ってしまう場合があります。
室外機の中に溜まった雪や水が凍結して、室外機の動きを止めてしまうからです。
このような事態を避けるためにも、冬の間は室外機の中に雪が入らないような対策をしたり、室外機を置く場所を変えてみたりしましょう。

室外機の異常!これは自分では治せない!

室外機の異常!これは自分では治せない!

エアコンの室外機が動かないのは、故障が原因とは限らないことを話してきました。
しかし、その中でも修理が必要なときもあります。
それはどんなケースなのでしょうか?

◇制御基板の故障

エアコンの室外機は、ファンやモーターなどの働きによって動作しており、これらは制御基板から送られる信号で動いています。
しかし、長期間室外機を使っていると、この制御基板は経年劣化してしまい、故障を起こしてしまいます。
エアコンを10年以上使っている場合は、寿命による故障するおそれもあります。
もしも、購入してからあまり年数が経っていない状態での故障であれば、修理したほうがよいかもしれません。

◇パワートランジスタの故障

前章で、エアコンの室外機には制御基板がついているとお話ししました。
じつはこのほかにも、パワートランジスタという部品がついています。
このパワートランジスタは、エアコン内の力を高めたり電源を作動させたりする役目があります。
このパワートランジスタが故障すると、室外機が全く動かなくなってしまうので注意してください。

◇ファンモーターの故障

室外機のプロペラ部分のファンの動きが止まっているときは、ファンモーターの故障の可能性が高いです。
ファンは制御基板によっても動かされますが、この制御基板に不具合がない場合は、ファンモーターの故障が原因かもしれません。
ファンモーターは、さびや経年劣化により故障してしまうことが多いです。
ファンモーターが動かなくなったら、修理が必要になります。

◇冷媒ガスの不足・漏れ

冷媒ガスとは、エアコンの温度を調節するために必要なもので、エアコンが正常に動作するうえで欠かせないものです。
そんな冷媒ガスの不足やガス漏れが起きると、室内が暖まらなくなったり、冷えなくなったりします。
エアコンの中には、このような冷媒ガスの不足や漏れを発見すると、室外機の動きを止めてしまうものがあります。
冷媒ガスの漏れは、修理が必要な場合があるので注意してください。

室外機をできるだけ長く使うには

室外機をできるだけ長く使うには

エアコンの室外機は少々の雨風には耐えられるように作られています。
それでも、放置していると故障の現任委なります。
すこしでも長く使うためのメンテナンス方法を紹介します。

◇掃除や点検をしないことで起こるトラブル

エアコンの室外機はもともと室外に設置することを考慮して、雨や風に強いつくりになっています。
そのため多少掃除をしなくても使い続けることはできます。
それでも、掃除や点検を怠っていると、ホコリやゴミが溜まり室外機が動かなくなってしまうことがあります。
とくに、洗濯物を干すスペースの近くに室外機を置いている場合は、ホコリが溜まりやすいので注意してください。
月に1度は、簡単に室外機のホコリを取るなどして、故障しないように予防することが大切です。

◇定期的に掃除することで節約にもつながる!

エアコンの室外機は、ファンが動くことで機能しています。
そのためファンにホコリが溜まると、余分に電力を使ってからファンを動かさなければいけません。
しかし、室外機をしっかりと掃除しておけば、故障を防ぐことができますし、余計な電力な使わないため電気代の節約にもつながるのです。
室外機を長持ちさせ、電力を節約するためには、定期的な掃除が必要不可欠です。

◇簡単なお手入れ方法

エアコンの室外機は、歯ブラシや掃除機を使って掃除できます。
まずは室外機の細かい部分のホコリを、歯ブラシなどを使ってきれいにしましょう。
歯ブラシでホコリを取り除いたら、仕上げに掃除機で室外機の中のホコリを吸い取ります。
このように、室外機は簡単に掃除できます。
ただし、掃除に水や洗剤などを使用すると、室外機の故障をまねいてしまうおそれがあるので、やってはいけません。

エアコンの故障は室内機だけではない!室外機も故障するの?まとめ

まとめ

エアコンの室外機のトラブルに対しての原因や対処法に関していろいろと紹介してきました。
エアコンの故障は必ず修理が必要というわけではなく、ちょっとした気遣いや掃除をすることで直ることが分かったのではないでしょうか。
ここで学んだことを自宅のエアコンの室外機で試してみてください。

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