エアコンを稼働させるためにはガスが必要になります。
ガスはわからないうちに漏れたりしてエアコンの効きが悪くなり、最悪全く効かなくなります。
ガス漏れをしないようにするには、ガス漏れとはどういうものか、ガス漏れをしたときの対処法の知識を身につけておく必要があります。
ここでは、ガス漏れとはどういうものか、ガス漏れの確認方法などを詳しく説明します。

エアコンのガス漏れとはどういうもの?

エアコンのガス漏れとはどういうもの?

エアコンをつけているのになかなか部屋が冷えない、効きが悪くなってきたと感じたら、エアコンの買い替えを検討する前に、ガス漏れを疑いましょう。

◇エアコンの仕組み

まずは、エアコンの仕組みについて簡単にご説明します。
エアコンが空気を冷やしたり暖めたりする働きは、液体が気体に変わる際に発生する気化熱を利用しています。
その時に使われるのが、フロンなどの冷媒ガスです。
冷媒ガスは、室内にあるエアコン機器と、室外機をつないでいるパイプの中を行き来しており、室内の空気を循環させています。

冷房の場合は、冷媒ガスが部屋の中の熱を取り込んで室外機の熱交換器に送り込まれ、コンプレッサーにより圧縮されます。
冷媒ガスを加圧により超高温になって回転するファンによって冷却されます。
すると、圧縮された気体は熱を発しながら徐々に液体に変わります。
これによって冷やされた冷媒ガスはパイプを通って室内のエアコンへ届けられ、冷たい風を放出して部屋を涼しくしてくれます。

暖房の場合は冷房の逆の動きになります。
気体になった冷媒ガスが圧縮されることで液体になり、その時に発生する熱で空気を暖めて部屋に温風を届けます。
冷媒ガスは、冷たい空気や暖かい空気を運搬し、冷暖房をするために欠かせない物質です。

◇冷媒ガスがなくなるとどうなるの?

通常の使用でエアコンの冷媒ガスがなくなるということはありません。
冷媒ガスは室外機と室内機の間を常に循環し、外へ出ないため減少しなません。
そのため、ガスを定期的に注入するような必要はありません。
ガスが減っていた場合、何らかのトラブルにより、冷媒ガスが抜けていることになります。
冷媒ガスが減ると、室内の熱を運んで冷やすという動作がうまくいかなくなります。
結果、冷房が効きにくくなる、もしくは暖房が効かないという事態に陥ります。
完全に冷媒ガスがなくなると、エラー表示などが出てエアコンが作動しなくなるため、修理することもできます。
しかし、冷媒ガスが少しずつ抜けていて現象し続けている場合は、なんとなくエアコンの効きが悪いなという程度の認識絵集をするところまでいかないことがあります。
大きな変化や目印がないため、今すぐ修理しなければいけないということはありませんが、効きが悪いエアコンを使い続けていると、エアコンの温度設定し九九したり風邪を強くしたりしても快適な温度にならなかったり、不必要にエアコンを稼働し続けるだけで電気代がかさんでしまうことになります。
また、大幅に冷媒ガスが漏れると、室外機の配管に霜がついたり、室内機の一部だけが冷えて氷が付着するという目に見える異常が現れることもあります。

ガス漏れの確認方法!

ガス漏れの確認方法!

短時間かつ大量に冷媒ガスが漏れた場合、上記のような目に見える違いがあります。
完全に冷媒ガスが抜けきると、エアコン自体が動かなくなります。
どちらの場合も異常事態が起きていることがわかりやすいため、修理するタイミングも計れます。
しかし、少しずつガスが漏れている場合、エアコンの効きが悪いと感じる程度です。
これだけでははっきりとしたガス漏れの判断ができません。
エアコンの効きが悪く、ガス漏れが疑われるときは、次の方法で確認してみましょう。

◇検知器を使用

確実にどのくらいガスが漏れているか確認するためには、機械式のガス漏れ検知器を使うと良いでしょう。
エアコンのガス漏れ検知器が、ホームセンターやネットショップなどで購入できます。
市販されていることもあり、素人でも簡単に購入して扱うことができます。
価格も2,000円から3,000円程度と手ごろ価格です。
使いきりではなく、何度でも使えるものなので各部屋のエアコンを調べたり、引っ越し先で使用することもできて便利です。
自分で修理やガスを補填するときには、ガス漏れ箇所がわからないと作業ができません。
エアコンの効きの悪さが気になる人は、購入することをおすすめします。

◇洗剤やスプレー式のガス漏れ検知材を使用

簡単にガス漏れの有無を確認するには、洗剤を薄めたものやスプレー式のガス漏れ検知材を使うと簡単に検査できます。
スプレー式のガス漏れ検知材は、配管などの気になる部分に直接吹き付けて使います。
ガス漏れしていた場合、スプレーした液体が発砲するので、気体が漏れているかどうかがわかります。
この検知材も、ホームセンターなどで1,000円台で販売しています。
1回だけで終わりではなく、スプレーの中身がなくなるまで何回も使用できます。
また、食器用洗剤を水で薄めた物を、配管に塗り付ければガス漏れを発見できます。
ガス漏れが発生している場合、漏れているガスによって泡が発生します。
ただし、こちらの方法ではまとまった量のガスが漏れていないとわかりません。
少量のガス漏れの場合は、機械式のガス漏れ検知器でないと見つけられません。

◇温度差で冷媒ガスの量を確認

センサー付きのデジタル温度計があれば、エアコンの吸い込み口と吐き出し口の箇所ごとの温度を測れます。
その時の温度差が小さければ小さいほど、冷暖房の効きが悪く、冷媒ガスの量が少なくなっていることにもなります。
たとえば、エアコンの吸い込み口と吐き出し口の温度差が13度以上の場合、冷媒ガスはきちんと充てんされているという事で、冷房も効いているのがわかります。
しかし、温度差が8度程度なら冷媒ガスの量が50%くらいで、2度以内の場合は25%以下しかない充填されていないと考えられます。
体感で冷房が効きづらいと思うとき、センサー付きの温度計を買って数値として出してみれば、どれほど効きが悪いのか詳密に判別できます。
修理が必要だという判断も下すことができます。
センサー付きの温度計は、ホームセンターなどに1,000円程度で販売されています。

ガス漏れの原因と修理方法

ガス漏れの原因と修理方法

冷媒ガスが漏れていることがわかった場合は、できるだけ早く修理しましょう。
冷房がきちんと冷えていない場合でも、エアコンを稼働させることで電気代は発生します。
快適な室温を保つことができずに体調が悪くなったり、別の家電を設置したりしてしまし、余計な出費につながりかねません。

◇設置の際の工事ミスは取り付けた業者に依頼

最近、新しくつけたばかりなのにエアコンの効きが悪いという場合は、エアコンを取り付けた際の工事ミスが考えられます。
特に、以前の家では問題なく使えたエアコンが引っ越し先に移設後に不具合を起こした場合や、新しいエアコンで取り付けてから1年以内の場合は、十中八九施工時の取り付けミスが原因となります。
エアコンの取り付けには、配管を接続する際に、決められたトルクで締め付けなければいけません。
このトルク管理がしっかりされていないと、ナット部分がゆるんでしまいガスが漏れしやすくなります。

エアコンの取り付けは、経験や知識が豊富な職人さんがおこなっていると考えがちです。
しかし、家電量販店でエアコン購入や引っ越し業者に引っ越しのオプションで施工を依頼することも多く、あまり詳しくない人が作業することも少なくありません。
もちろん、マニュアルなどがあり手順通りにきちんとやれば滅多に不備は発生しません。
それでも、専門ではない上に経験も浅い人の作業は確実性が保証できません。
エアコン設置後、あまり時間が経っていないのに接続部分からガス漏れが発生した場合、取り付けを担当した業者に点検を依頼してください。
その際、保証期間であれば点検や修理が無料になることもあります。
まずは、契約時の保証内容を確認してから問い合わせすることをおすすめします。

また、エアコン設置前に取り付け時にどういった保証があるかをしっかりと確認してから契約すると良いでしょう。
もし、取り付けによるミス判明後、保証や契約の内容に齟齬が発生した場合、国民生活センターなどに相談しましょう。

◇古いエアコンの劣化によるガス漏れは買い替えも検討

すでにエアコンを何十年も使用している場合、特に取り付けなどで不備がなくても、配管や部品が劣化してからヒビが入ったり、亀裂が発生して破損していたりする可能性があります。
結果、自然にガス漏れしてしまいます。
その場合、破損している部品や配管を交換することでも解消されます。
しかしエアコン自体が古い場合は、エアコンそのものの買い替えの検討することをおすすめします。
配管が劣化するほど使っているのであれば、エアコン内部の部品も古くなっていて、直したそばからほかの部分も故障する可能性があります。
せっかく配管を新しくしても、ほかの部品が壊れてしまっては、その都度修理をしなければいけません。
結果的に、都度出費がかさんでしまうことになります。
また、エアコンなどの家電は年々機能面が進化していて、古いものと比べると省エネ性やコストパフォーマンスが高く、年間の電気代も大きく変わりきます。
修理費などもあわせて考えると、新しいものを買ったほうが長い目で見てお得になります。

初期不良の場合はメーカーに問い合わせる◇

そう起こることではありませんが、エアコンの初期不良による故障もたまにあります。
新しいエアコンを購入してプロの業者に取り付けてもらい、配管の接続などにミスがないのにガス漏れが発生しているケースです。
初期不良は、メーカーや購入した店舗に連絡して、修理や交換が可能か問い合わせましょう。
保証期間内なら無料で修理や交換できます。
買ったばかりのエアコンに不具合があるようなら、できるだけ早く保証期間内に問い合わせしましょう。

◇原因がわからない場合は業者に依頼

ガス漏れしているとわかっても、ガス漏れ原因がわからない場合、または、ガス漏れの判別はできないがエアコンの効きが悪い場合は、プロの業者に点検や修理を依頼しましょう。
プロの業者なら、ガス検知器や温度計などの機器も用意しています。
エアコン内部の冷媒ガスの量もしっかり計測してもらえます。
エアコンの効きが悪い理由がほかに原因がある可能性もあります。
ガス漏れしているのなら確実に修理をしてもらえますので、エアコンもしっかり動作するようになるでしょう。

専門業者にエアコンの点検を依頼する場合の相場は3,000円前後です。
業者や距離により出張費がかかる場合もあります。
さらに修理を依頼すると部品を交換する必要が出るため、交換部品によっても料金に差がでます。
相場としては合計1万円から5万円程度かかるのが一般的です。
修理を依頼する場合には、必ず点検してもらって先に見積もりをもらい、修理にいくらくらいかかるか把握してから決めましょう。
場合によっては、エアコンを新しく購入したほうが安いこともありますので、修理費があまりに高額になるようなら、買い替えたほうがいいかもしれません。

◇自分でガスを充てんするのは大丈夫?

ガス漏れしている箇所がわかったのなら、自分でガスを補充すれば安く済むと考える人もいます。
確かに、自分でガスを補充することは可能です。
しかし、ガスはうまく扱わないと爆発する危険性があります。
作業にあたり、配管内部を真空にするといった難しい作業も必要になります。
作業のための専用の器具を揃えなければいけません。
市販されている冷媒ガスも1万円以上と高額になり、しかも自分で用意しなければならないので、決して安上がりとは言えません。
何よりも危険なので自分でガスを充てんするのはおすすめしません。
自分で行うのはガス漏れチェックにして、実際の修理は専門業者にまかせましょう。

エアコンの冷媒量の確認と真空引き

エアコンの冷媒量の確認と真空引き

◇エアコンの冷媒量の確認

ルームエアコンの冷媒量はエアコンごとに適正量が変わります。
冷媒の適正量が室外機の側面に記載されています。

◇真空引きの方法

ガスを注入する前に、真空引きという作業を必ず行います。
エアコンの室外機、室内機、銅管内、すべてを真空状態にする作業となります。
室内機と室外機の銅管がきちんと接続されているか確認し、高圧、低圧のバルブ両方が開いてるのを確認します。

マニホールドを接続
マニホールドを接続して室内機、室外機全てを真空状態にするには、1時間ぐらい、真空引きをする必要があります。
1時間程度経過して、真空状態になったら、先にマニホールドのバルブを閉めてから、真空ポンプを止めます。
その後30分放置して、マニホールドのゲージが戻らないのが確認できたら完了です。

エアコンのガス漏れが発生!どうすればいいの?まとめ

まとめ

エアコンのガス漏れの原因や確認方法、修理方法などを詳しく説明してきました。
エアコン修理の中で一番多いのがガス漏れで、ガス漏れに関する情報を詳しく解説しているので理解ができたのではないでしょうか。
ガス漏れが発生した時に慌てずにどう対処したらいいのかが分かったのではないでしょうか。

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