普段、何気なく使っているエアコンですが、夏になっていざつけようと思って電源をオンにしたときに、稼働しないという経験はありませんか。
よくありますよね!
これはエアコンの寿命が来てしまったことが原因と思われます。
では、エアコンの寿命はどのくらいなんでしょうか?知っておいて損はないエアコンの寿命や長持ちさせる掃除方法などを紹介していきます。

エアコンの寿命は?

エアコンの寿命は?

知っていて損はない、エアコンの寿命について説明します。
エアコンが使えるのは何年なのか?
そして、なぜその年数になったのかを詳しく見てみましょう。

◇エアコンの寿命は何年なの?

エアコンの寿命ですが、5年で潰れたり15年以上もったりなど様々です。
やはり、エアコンの寿命はメンテナンスや稼働環境などによっても左右されることも多く、寿命がたったの5年だったとしても毎日のように酷使していたらそうなるかもしれないし、15年でもそんなに使っていなかったらそのくらい長持ちすることはあります。

◇エアコンの寿命の平均は

寿命が約10年としているのには、PL法(製造物責任法)によってメーカーが製品を引き渡した後10年以内が損害賠償責任の対象になることから、この年数が目安となっているだけです。
そして、エアコンが壊れたら修理をすることもありますが、その部品もメーカーは10年経つと持っていなくて、どのメーカーも製品製造終了から9年すればなくなっている状態になるため、修理が受けれない場合も多いからです。
こういった理由からも、エアコンの耐用年数は約10年と考えておくのが妥当です。

家電量販店などで購入すると5年保証や10年保証などの店によって長期保証サービスがありますし、例えばA社だと、購入金額が税別で10万円以上の商品で10年保証が無料でついてきたりします。
寿命と言われている間はずっと保証してくれる傾向があるので、こういった店で購入していると安心できます。
こういった保証もエアコンの平均寿命から見て壊れないために、サービスをしてくれているのでしょう。
また長期使用に関する表示を行う制度で、平成21年4月1日から「長期使用製品安全表示制度」というのが施行されていて、設計上の標準使用期間が説明書や本体などにも記載されています。
エアコンの場合には、それが10年の記載になっていることが多いです。

◇寿命は何を目安にするの?

このようにエアコンの寿命は10年程度の年数がありますが、ある程度使えなくなってくると買い替えも考えるようになります。
そういう時に、どういったことを目安にすれば良いのでしょうか?寿命の目安となることには、臭いがする・効きが悪い・水漏れがする・音がうるさい・汚れが酷い・電気代が高くなった・使用頻度が多くなった・保証期間が過ぎたなどが目安となります。
こういった故障や出来事を一つの目安とするのがわかりやすいのではないでしょうか。
また、このような目安の他にも、エアコンは季節によって買い時の季節や控えたほうがいい季節というものがあります。
例えば7月・8月はエアコンの需要がとても多く、そのため取り付け工事なども何週間か待たないといけないなどあるため、あまり買い換えするのにいい時期ではありません。

寿命を延ばすメンテナンス法

寿命を延ばすメンテナンス法

エアコンには当然寿命があります。
長く使っていると、どうしても故障してしまうこともあります。
寿命をできるだけ伸ばせるようにするには日ごろのメンテナンスが大切です。

◇こまめに室内機のフィルターを掃除する

室内機のフィルターは、ホコリやゴミで汚れてしまうと機械に過剰な負担がかかることがあります。
そのため定期的な掃除が必要で、簡単な掃除は2週間に1回、よく使う夏や冬はフィルターの丸洗いを1ヶ月に1回はやるとエアコン自体が長持ちします。
簡単な掃除とは、フィルターを外して掃除機でホコリを吸い取ります。
2週に1度のお掃除では掃除機だけでも大丈夫ですが、丸洗いしたい場合には取り外したフィルターなどを水ですすぎます。

◇自分でできる室外機の掃除方法

室外機の掃除も定期的に行うとエアコンが長持ちします。
室外機の正面のフィルターは、空気が出入りする場所なので、砂やホコリが入ってしまうと冷房効率が大分悪くなってしまいます。
冷房効率を悪くしないためにも室外機のフィルターもこまめに掃除しましょう。
正面のフィルターの掃除は、掃除機と歯ブラシを使います。
最初に正面のフィルターのホコリやゴミを、掃除機で吸い取り、こびりついた汚れなどは歯ブラシで優しくこすって落とします。
側面のフィルターも同じく歯ブラシできれいにするとより良くなります。
室外機は雨風や、砂ほこりや枯れ葉などが飛来してつまりやすくなります。
そこで、室外機だけではなく、1年に1~2回は室外機の周りをきれいに保ちましょう。

エアコンは修理すべき?買い換えるべき?

エアコンは修理すべき?買い換えるべき?

エアコンが壊れてしまった!!そんな時頭に浮かぶのは、修理しようか?買い換えてしまおうか?この2つのどちらかです。
そんな修理と買い換えの違いをまとめてみました。
それらの違いの知識があれば、選択の幅も広がります

◇費用の違い

まず意識したいのは費用の差です。
やはりお金の面では、安く済んだ方がうれしいです。
単純な安さでの対決ならば、修理が安いです。
買い換えとなると、最低でも1台4万円以上かかってしまいます。
広いお部屋であれば、もっと大きなエアコンが必要になり金額も上がります。
それに対して対して修理の場合は、内容にもよりますが軽い掃除なら数千円で済みます。
逆に10年以上使っているエアコンは、修理をするにしても部品がなかったり、高かったりするので、買い換えた方がいいかもしれません。
修理箇所が多い場合、数万円なんてこともあります。
こうなると、新しエアコンを買った方が長い目で見るとお得です。

また、一年間を通して、電気代が高いと感じた場合も買い換えは運用コストを考えるとお得かもです。
最近のモデルは省エネに力を入れているので、電気代が非常に安くなっています。
今使っているエアコンがどんな状況かによって、選んでいきましょう。

◇エアコンの処分法

買い換えた場合処分に困るのが古いエアコンです。
実は、リサイクル法等物ができて、エアコンは疎の対象商品でリ愛来る料を支払って家電店などに引き取ってもらわなければいけないため、私たちが思っているより面倒なんです。
エアコンは粗大ゴミとして出せない家電のうちの1つです。
リサイクル料が必要なのが他には、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などがあります。
これらを処分するには、別途1000円~5000円程お金がかかってしまいます。
面倒でしょう?これらを上手に処分する方法も、いくつかご紹介します。

◇買取り業者に依頼

処分するためにお金を払うくらいなら、売ってしまいましょう!という事になります。
買取り業者に依頼すれば、年式に尾もよりますが取り外しから行ってくれるのでとっても便利です。
何より処分にかかる手間がないのが最大のメリットです。
注意点としては、まだ使える状態であること、年式が古くないことなどがあります。
完全に壊れてしまったエアコンは、買い取ってもらえません。

◇家電量販店に依頼

家電量販店で新しいエアコンを買った場合、古いエアコンの処分も一緒に依頼できます。
買取り業者との違いは、壊れていても引き取ってくれる点です。
店も業務として行っているので、的確なアドバイスをくれます。
注意点としては、費用を負担しなければならないことです。
数千円で行ってもらえるので、新しいエアコンと一緒に処分しましょう。
それほど大きな負担ではないので、手間を買うような感覚で利用してみてください。

エアコンの寿命を縮める使い方

エアコンの寿命を縮める使い方

それでは、どんな使い方ができるとエアコンの寿命を縮めないようにできるのでしょうか?
ここではエアコンの寿命を縮める原因を確認していきましょう。
主な原因は、エアコンに負荷がかかるような使い方をすることです。

◇室外機を熱い状態で放っておくなどして、過剰な負荷をかける

室内機だけではなく、室外機にも負荷がかかってしまうとあまりよくはありません。
室外機に負荷がかかってしまうと、機能や寿命に影響が出てきます。
夏は室外機に直接日が当たらないように日よけのカバーを被せたり、冬はできるだけ直射日光を当てて温めるようにしたら寿命も長くなります。
また室外機自体の掃除と回りの掃除も定期的に行い、室外機の周りでスムーズに空気が循環できるようにさせておくことも大切です。
室内機ばかりを掃除しますが、室外機にも気を使うすることが大切です。

◇長期間使用しないまま放置しておく

長期間使用しないまま放置しておくこともあまり家電にとって良いことではありません。
メンテナンスのためにも、月に1回程度は慣らし運転をするようにしましょう。

◇引っ越しをする

引っ越しをすると配管が傷ついたり、取り付けの時にガス漏れしたりすることがあります。
また、引っ越しの際に工事業者による不適切な取り付けが問題になることもあるので、取付は信頼の置ける業者さに依頼しましょう。

◇過剰な負荷をかける

先程の原因にもあるように、無理な温度設定をしてしまうとエアコンに負荷がかかってしまいます。
でも、体感温度は人それぞれでエアコンの設定温度も人によって好みが違います。
ここでは国家標準JISが定めている標準的な使用条件を紹介します。
標準的な使用条件とは、この他にも設定温度と室内温度の差が5℃以内であることも重要な要素となっていきます。
この条件で言うと冷房は室内温度27℃の時設定温度22℃以内で、暖房は室内温度20℃の時25℃以内を守るようにしましょう。
この設定温度がエアコンの寿命を長くしてくれます。

◇汚れが溜まったまま使う

掃除をしないと、エアコンの本体にホコリが溜まって冷気や暖気が届きにくくなるため、温度設定が高くなりがちになってしまい、エアコンに負荷がかかってしまいます。
エアコンに汚れが溜まってしまう原因としては、キッチンなど油汚れの付く環境で使用していること、ホコリの溜まりやすい環境で使用していること、また、結露の起きやすい環境で使用していることなどが挙げられます。
そんな環境で使うことが止む終えないこともあるので、汚れが付いてしまった場合にはそのまま放置せずなるべくきちんとお掃除するようにしましょう。

エアコンクリーニングの寿命は10年?まとめ

まとめ

エアコンの寿命をしていなければ、いつ買い替えをすればいいのかがわかりません。
今回、エアコンの寿命やなぜそうなっているのか、そしてエアコンの寿命を少しでも伸ばすためにやるべきことを紹介してきました。
どれも、知っていて損はないことばかりです。
エアコンをできるだけ長く使いたいのであれば、日ごろのクリーニングが大切だという事がここで学べたのではないでしょうか。

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